プロジェクトについて

 本プロジェクトは、日本同盟基督教団による被災地における支援と宣教を推進するためのものです。私たち日本同盟基督教団は、2011年3月11日に発生した東日本大震災によって甚大な被害を受けた地域への支援に着手してきました。地震、津波発生から3日経った3月14日に地震対策本部が立ち上げられ、全国の教会から集められた緊急物資を現地の人々、教会へと届け、以来、被災地での支援活動を継続して行ってきました。2012年4月には震災復興支援本部へと改組し、被災地の人々のニーズに応える働き(泥出し、家屋の片付け、移動カフェ、傾聴、学童支援等)のため派遣したボランティアチームは計150チーム(2015年3月末まで)、義援金は約9,000万円(主な用途として支援活動、チーム派遣費用、被災教会修復、被災教師家族への支援等)、活動地域も青森、岩手、宮城、福島、茨城と広範囲に及びました。これらの支援活動から始動した働きは、福島の子ども保養プログラム、食品放射能検査室の運営、学習支援、仮設での交流会等があり、現在でも岩手県、宮城県、福島県の各地で、諸教会や各宣教区等によって続けられています。教団としては2015年3月に被災地での支援活動を主とした震災復興支援本部を閉じ、新たな働きとして本プロジェクトをスタートいたしました。

2015年4月、岩手三陸での支援と宣教のため、現地リーダーとして齋藤満師一家を岩手県へと派遣しました。初年度の2015年は岩手沿岸での各地の働きに加わり現地の人々との関係構築に努め、2016年春には大船渡市内に与えられた活動拠点(賃貸物件)へと引っ越しの見通しです。これから、息の長い支援と宣教(教会開拓)の働きが本格化いたします。震災直後から被災地の必要のためにささげられた祈りとご支援とを引き続きお願いするものです。地域の必要に応え、福音をいきいきと証しする教会を、共に開拓するパートナーとなっていただけましたら幸いです。

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